今日で「第11回木の実アート展」の開催期間も、早いもので折り返しとなりました。
「第11回木の実アート展」に出展して下さった8名の作者の方と、今回の一部の作品について紹介します。
◎井上 知日江さん
井上さんは『第一回木の実アート展』より毎回アイディア溢れる作品を出展してくださっています
カラフルな作品から素材をそのまま生かした作品まで、幅広い作風にいつも驚かされます。
油桐(アブラギリ)の実の人形(写真右上の作品)がにっこり笑っていて、思わずこちらまで笑顔になってしまいます
◎大塚 恵子さん
大塚さんの作品は大胆かつ可愛らしい作品が目を引きます。
顔は栗、甲羅はメタセコイヤの実でできているペアの亀さん(写真手前)が人気です
また大塚さんの作品でちょっと大きいサイズのトナカイとサンタさんがあるのですが、そちらは会場で是非ご覧ください
◎桑島 みどりさん
桑島さんの作品はとても繊細で丁寧なつくりをしていて、独特な世界観があります。
特に若い女性が「可愛い」と気に入っている様子をよく見かけます。
黒豆で作ったまっくろくろな謎の生物が、目だけしか描かれていないにもかかわらず様々な表情で迎えてくれます
◎多田羅 明さん
多田羅さんは今回一番多く作品を出展して下さっています
怒ったり泣いたり、満面の笑顔だったり・・・どんぐりで作られた動物たちがコロコロと遊びまわっているような楽しい作品ばかりです。
どんぐりのやじろべえも風によってゆらゆら動いているので、小さい子が興味津々に見つめていることが多いです
◎田中 真理さん
田中さんの作品は日常生活に寄り添うような、優しく素朴な雰囲気が魅力です。
竹の入れ物にまつぼっくり等の木の実がをそっと添えられている眼鏡入れは、見ていてほっこりとします
リースのコーナーで展示している、木の実やボタンや鈴をテグスで吊り下げている田中さんの作品が、個人的におすすめです
◎矢野千恵子さん
矢野さんは手芸と木の実をうまく取り合わせた作品が多くあります。
今回「猫の編みぐるみ作りにハマってしまった」とのことで、目や爪がツバキの実でできた猫ちゃんを5匹出展してくださいました
木の実のトンネルを抜けた先にある、ピラカンサで火を表現した『篝火(かがりび)』も必見です
◎吉本美恵子さん
吉本さんは主にリース作品を出展してくださいました。
木の実の配置や色合いの組み合わせの感性がとても女性的で美しいです
吉本さん作のクリスマス仕様のリースを、小さい女の子が「私もこんなリース作りたい!」と一生懸命写真を撮っていたのが印象的でした
あと一名、約2.6mのまつぼっくりのタワーを出展して下さった男性作者の方がいらっしゃいます。
(※ご本人の意向で名前は伏せさせていただきます)
背が高くインパクトもある為、「すごい大きい」とびっくりしている声がよく聞こえてきます
木の実アート展は19日(日)まで開催しています。
今回紹介した作品以外も多数展示していますので、是非見に来てくださいね